日課・業務 溶連菌性咽頭炎
2010-06-27
発熱をして来られるお子さんに、溶連菌が原因の咽頭炎や嘔吐を伴う症状の方が居られます。
熱は、通常は38度以上の高熱であることが多く、嘔吐を伴うこともあります。しかし、下痢は少ないようです。
抗生物質を服用して24時間たてば、ほかの人にはうつらないとは言われていますが、
抗生物質を1~2日服用し、発熱や発疹が治まって元気があれば
登校・登園してもかまいません
A群β-溶血性連鎖球菌にも、いろいろなタイプがあります。
日本では、だいたい4~5種類のタイプがあり、4~5回は感染する可能性が言われています。
(発展途上国では、15~20種類あるようです。)
検査は綿棒で喉をぬぐって出来ます。
痛みはありませんから、御心配はいりません。
家族に一人居られると、他の方にも発症しやすいです。
子供さんは50パーセント、大人で20パーセント程度に発症すると言われています。
症状が出たら、医師に御相談ください。
←「日課・業務 熱中症」前の記事へ 次の記事へ「生活・予防注射や薬の効能」→