生活 無言館

2009-08-15

終戦記念日、日本では当たり前のニュースとして聞いていました。

当クリニックの年配の中国の医師が聞きました。

「今日は、日本人は皆、手を合わせてお祈りをするのですか」と。


私はびっくりして、何処にですかと訪ねると「靖国」と言われました。

何だか、意外な質問ですが、日本人はその様に見られているのかと改めて驚きました。


若い中国のスタッフも皆、私がなんと答えるのかと注目していました。

「いいえ、日本人が皆ということはありません。あの神社に家族が祭られている方々はお参りするかもしれませんが」

私にとっては、戦争が終わって良かった日と言う印象だけです」と答えました。


夏になると夾竹桃が咲きみだれ、終戦記念日の事がニュースで流れます。

10年ほど前に、長野県上田の別所温泉にある故水上勉さんの息子さんが開いておられる無言館と言う美術館を訪ねた事があります。


戦没画家が書いた未完の絵が飾られているのですが、その絵を見ている時、戦争は嫌だなと思いました。

沢山の木々で囲まれた小高い場所にある美術館でしたが、せみの声がうるさいほどで、ひんやりとした空気を吸った時、

今は平和で良かったなと改めて感じました。